小じわ対策アイテムの選び方・使い方
2018.05.01

シワに効くクリームの効果と選び方|シワ対策の基本とは

「シワに効くクリーム」と呼ばれるものはたくさんありますが、実際の効果や成分を知っている人は多くありません。クリームで本当にシワはとれるのか、シワを改善するためにはどんな対策をとればよいのか、詳しく解説していきます。

監修医師

監修 サロンオーナー・美容ライター  古賀由紀子

肌を気にする30代女性

年齢を重ねるにつれて、最も気になる肌悩みのひとつがシワ。「また増えてる?」「なんだかシワが深くなったような…」と、鏡を見るたびに落ち込むこともありますよね。そんな時に多くの女性が頼るのが、シワに効くクリーム。ここでは、クリームの種類や効果に加え、シワを予防する方法を見ていきましょう。

クリームで改善できるシワ・できないシワ

シワには、クリームなどでのセルフケアによって改善できるものと、改善が難しいものがあります。

保湿で改善できる乾燥小ジワ

乾燥小ジワとは、その名の通り肌の乾燥が原因でできる浅くて細かいシワのこと。皮膚が薄い目尻にできやすく、保湿ケアによって改善できます。

表情ジワは保湿&表情のクセ矯正を

表情ジワとは、表情にあわせてできるシワのこと。代表例は「笑いジワ」です。放置すると年齢とともに真皮ジワに進行するので、保湿ケアで食い止めることが重要です。眉間やおでこにシワを寄せるクセがある人は、表情の作り方に気を付けましょう。

改善が難しい真皮ジワ

表皮の下の真皮にあるコラーゲンやエラスチンが、加齢や紫外線などの影響で減少・変性することによってできるのが真皮ジワです。医薬部外品のシワ改善クリームを使用した場合に薄くなることがありますが、完全に消すことは難しいとされています。乾燥小じわや表情ジワを見つけた段階で、真皮ジワに進行する前に予防することが肝心です。

シワに効くクリームとは

実際には「これを塗ればすぐにシワが取れる!」という魔法のようなクリームは存在しません。ただ、ちゃんとしたものを選んで正しくケアすることで、シワが薄くなる可能性があります。

シワに効くクリームの効果

シワに効くクリームには、保湿成分を肌に補給することによって乾燥による小ジワを目立たなくさせるという効果があります。保湿成分とは、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどのこと。小ジワは皮膚の中でも浅い部分にできるため、肌の表面をうるおしてハリを持たせることによって見えにくくなるのです。

ただ、真皮ジワのような深いシワは、保湿するだけでは改善できません。一般的に、化粧品の保湿成分が浸透するのは肌の表面の角質層なので、それより深い部分に刻まれたシワには効果がないのです。しかし、最近では真皮まで有効成分を浸透させ、シワを改善する効果のあるクリームも登場しています。

シワ改善クリームとは

2017年、国に「シワを改善する」効能の認可を受けた医薬部外品のクリームが登場しました。シワを改善する効果のある成分を一定量配合しており、乾燥小ジワ以外のシワも改善が期待できます。ただ、すぐに劇的な効果が出るものではないので、根気強く塗り続ける必要があります。

シワに効くクリームのおすすめ成分

効果実感のためには、配合されている成分をしっかりと見てクリームを選ぶことが大切です。おすすめの成分を挙げていきます。

シワ改善クリームに含まれる成分

まずは、シワ改善効果が認められた医薬部外品のクリームの成分を見ていきましょう。

ニールワン
ポーラが開発した成分。真皮でハリや弾力を保っている成分を分解する好中球エラスターゼを抑制することで、シワを改善します。
レチノール
ビタミンAの一種。コラーゲンやヒアルロン酸の産生を促進し、肌内部の水分量を増やすことでシワを改善します。

一般のクリームに含まれる成分

保湿することで乾燥小じわを目立たなくさせる、一般のクリームに含まれる成分を見ていきましょう。

ヒアルロン酸
真皮にもともと存在する成分で、水分を抱え込んで蒸発するのを防ぐ効果があります。
コラーゲン
もともと肌のハリや弾力を保つ成分ですが、化粧品から取り入れた場合は保湿に役立ちます。
セラミド
水分をサンドイッチ上に挟む性質があり、高い保湿力を持ちます。角質層内部で水分をキープする役割を担っています。

シワ予防のカギは保湿ケアとUVケア

シワは、一度できてしまうと根気強くケアをしなければ消せません。さらに、深いシワ(真皮ジワ)は一度刻まれてしまうとセルフケアでの改善はほぼ困難です。そのため、シワができる前からしっかりと予防しておくことが、シワのない美肌への近道なのです。

シワをつくらせないためには、正しい保湿とUVケアが大切。ポイントをご紹介します。

シワをつくらせない保湿ケア

うるおった肌は、肌本来のバリア機能がはたらき、紫外線などの外部刺激を跳ね返す力を持っています。そのため、シワの原因となるダメージを受けにくいのです。

保湿ケアとは、表面的に水分を補うだけではなく、保湿成分を補給することでバリア機能を高めるケアのこと。下記のポイントを参考に、正しい保湿ケアを心がけましょう。

  • クレンジングと洗顔はやさしく行い、決して肌をこすらない
  • 洗顔後は肌の水分が急速に失われやすいため、1分以内に保湿する
  • 基礎化粧品は保湿成分(ヒアルロン酸、セラミドなど)を配合しているものを選ぶ
  • 特に肌の乾燥が気になるときは、保湿成分をたっぷり含んだ美容液をプラスする

シワをつくらせないUVケア

しっかり対策せずに紫外線を浴びると、真皮にあるコラーゲンやエラスチンがダメージを受けてシワにつながります。下記のポイントを参考に、正しいUVケアを心がけましょう。

  • 紫外線は一年中降り注いでいるため、毎朝のスキンケアの一環として日焼け止めを塗る
  • アウトドアの際は、日焼け止めをまめに塗りなおす
  • 生理前は紫外線の影響を受けやすいため、いつもよりUVケアを徹底する
  • 特に日差しの強い日は、つばの長い帽子や日傘で紫外線をブロックする

まとめ

シワには、クリームなどによるスキンケアで改善できるものとできないものがあります。後悔しないためには、シワをつくらせないように予防することも大切。

今回ご紹介した保湿ケアやUVケアの他にも、バランスのよい食事や質のよい睡眠など、生活習慣の改善も必要です。多方面からしっかりとケアを行い、シワのない美肌を目指しましょう!

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