くすみ対策アイテムの選び方・使い方
2018.11.01

化粧水でできるくすみ対策って?原因とおすすめの化粧水5選

顔のくすみが気になるとき、あなたはどのような化粧水を選んでいますか。くすみの原因と化粧水でできる対策をおさえれば、適切な化粧水で賢くケアできます。おすすめの化粧水とあわせて、くすみの原因や化粧水の選び方を解説します。

監修医師

監修 Face conductor(フェイスコンダクター)  上野リサ

気になるくすみに化粧水をつける女性

顔色が暗く、疲れた印象にもつながる顔のくすみ。くすみ対策に化粧水を選びたい場合、どのようなポイントで選ぶとよいのでしょうか。くすみの原因を確認し、その中で化粧水による効果的なアプローチを見ていきましょう。

くすみの4つのタイプと原因

「くすみ」と言っても、実はその原因によって4つのタイプに分けられます。

乾燥によるくすみ

透明感のある肌と言って思い浮かぶのは、うるおいがあってキメが細かく、内側から輝くような肌ではないでしょうか。そのイメージ通りで、肌のうるおいが失われると、透明感がなくくすんだ肌になってしまいます。

肌の乾燥は、キメの乱れを招きます。キメが乱れると肌表面に当たった光が乱反射し、ツヤのないくすんだ肌に見えてしまいます。

肌の乾燥は、加齢や間違ったスキンケアなど、さまざまな原因で起こります。複数の要因が重なっていることもあるため、ピンポイントで原因を特定して対策をとるのは難しいかもしれません。まずは自分に合った化粧品でしっかりと保湿ケアをすることが大切です。

角質肥厚によるくすみ

角質肥厚とは、文字通り角質が通常よりも厚くなってしまった状態を指します。角質とは、一般的には肌の表面にある角層の細胞のことを表しています。角質は肌を外部の刺激などから守る大切な役割を持っています。

新しい角質細胞が育つと古い細胞は自然とはがれ落ちますが、なんらかの原因で古い細胞がはがれ落ちずに肌表面に残ったりすると角質肥厚につながります。古い角質は硬く不透明なので、角質肥厚がくすみを招くのです。なお肌の乾燥は、角質肥厚を引き起こす原因のひとつです。

血行不良によるくすみ

透明感がある健やかな印象の肌は、血色がよいイメージがあるでしょう。血行不良は顔色をどんよりと暗く、くすんだ印象を与えてしまいます。

また、目の下に現れる青黒いクマの原因にもなります。血行不良の対策は、入浴や運動といった生活習慣からのアプローチがおすすめです。

メラニン色素の蓄積によるくすみ

メラニン色素はシミの原因としておなじみですよね。日焼けはもちろん、肌の摩擦などによってメラニン色素が過剰に作られると、茶色っぽくくすんだ見た目になってしまう場合があります。

化粧水でできるくすみ対策

いくつかあるくすみのタイプの中でも、特に起こりやすいのは乾燥によるくすみです。角質肥厚にもつながっていくため、肌の乾燥対策は、くすみ予防やすこやかな肌を保つために重要なポイントになります。

乾燥によるくすみ対策のファーストステップになるのが化粧水。化粧水には、保湿成分をはじめさまざまな美容成分が配合されています。配合される成分の種類によって期待できる効果やテクスチャもさまざまですが、くすみ対策には保湿成分をしっかりと配合した化粧水がおすすめです。

メラニン色素の蓄積に対しては、いわゆる美白化粧品と呼ばれる医薬部外品(薬用化粧品)でアプローチできます。しかし美白化粧品は、化粧水ではなく美容液でとり入れる方法もあります。美容液は一般的に、美容成分を化粧水以上にふんだんに配合しています。化粧水と乳液もしくはクリームによる基本のケアは保湿を重視し、プラスアルファで美白美容液による美白ケアを行うのもよいでしょう。

このようなことから、くすみの原因に関わらず、化粧水は保湿をメインで選ぶことをおすすめします。

保湿化粧水の選び方

保湿メインで化粧水を選ぶうえで、チェックしたいポイントは保湿成分です。

保湿成分は、大きく3種類に分かれます。このうち、化粧水でとり入れたいのが角質細胞に存在する成分と、角層の保湿をサポートする成分です。肌は役割の異なる層がいくつも重なって成り立っています。その一番表面に位置する角層は、肌の内側を外部の刺激から守ったり、肌の内側から水分が蒸発するのを防ぐバリアの役割を担っています。

角質細胞に存在する成分

角質細胞は肌の水分を担う要素のひとつですが、さらに細かく見ていくと角質細胞の中にあるNMF(天然保湿因子)と呼ばれるアミノ酸を主体とした物質が水分をキープしています。このNMFが減少することで角質細胞の水分量が低下して、肌の乾燥を引き起こします。

このNMFが減少する理由はさまざまで、たとえば洗顔でゴシゴシと洗いすぎてしまうなどの過剰なケアによって起こったり、また年齢を重ねるほどNMFの量が減る傾向もあります。

そのNMFを補い、似た働きをする化粧品成分として、グリセリンやアミノ酸などがあげられます。

角層で角質細胞の間に存在する脂質

皮膚の表面にあたる角層は、小さな角質細胞が密集した状態です。さらに角質細胞と角質細胞の間を埋めるように存在する「細胞間脂質」も、肌の水分を守る重要なポイントです。たとえるなら、角質細胞がブロックなら、その間を埋めて細胞同士を接着するセメントのような役割を果たしています。

この細胞間脂質は、細胞のすき間から水分が抜けないよう存在していますが、この脂質自体の構造も優れています。細胞間脂質を拡大してみると、水分と油分が交互に重なり合ったミルフィーユのような構造(ラメラ構造)を作っています。いわゆる何層もの水と油のバリアを築いているのです。

ラメラ構造を構成する細胞間脂質も、NMFと同じく加齢や間違ったスキンケアなどによって減少します。細胞間脂質の減少は肌の乾燥につながるため、保湿ケアでは細胞間脂質も補いたいところです。

細胞間脂質を補うためにとり入れたい化粧品成分は、セラミドやスフィンゴ脂質、脂肪酸、コレステロールなどです。ただし、これらは脂質だけに水に溶けにくい性質を持っています。油には溶けやすいため、化粧水に配合するよりも油分の多いクリームや乳液に配合しやすいため、油性の化粧品からとり入れるのが効率的ともいわれています。

角層の保湿をサポートする成分

前述した2種類の保湿成分は、角層にもともと存在する成分や同じような働きが期待できる成分です。しかし、角層には存在しないものの、水分をたくわえる能力が高いため保湿のサポートを期待できる成分があります。それが、ヒアルロン酸やコラーゲンです。

ヒアルロン酸やコラーゲンは分子が大きく、肌の表面に留まるものがほとんどとされています。そのため、肌の表面で多くの水分をたくわえ、その水分を角層に与え続けて保湿をサポートすると考えられています。

保湿ケアを心がけるうえでは、スキンケア全体でこれらの3種類の保湿成分を肌に与えるよう意識するとよいでしょう。その中で、特に化粧水では、グリセリンやアミノ酸のほか、ヒアルロン酸などを配合したものがおすすめです。

化粧品の成分は、最終的にはパッケージに記載された全成分表示を見て確認します。ですが、そこまでチェックして化粧水を選ぶのは大変ですよね。

そこで、保湿成分をしっかり配合したおすすめの化粧水をピックアップしました。

くすみ対策におすすめの化粧水5選

オルビスユー|ローション(オルビス)

 オルビスユー ローション オルビス

販売価格(編集部調べ):2,916円(税込)
内容量:180ml

詳しくはこちら

おすすめの理由
うるおいを保つ力、外的な刺激から守る力、その基盤となる水分。角層のすみずみまで行き渡るために必要なメカニズムに着目した、新オルビスユーの化粧水です。細胞をうるおいで満たし「自分のことは自分でできる」賢いお肌を育みます。

監修者の写真 Face conductor(フェイスコンダクター) 上野リサ

使ってみた感想
オイルカットとは思えない、濃密ウォータージェリーのリッチなコクがハンドプレスでじんわりしみ渡り、ここちよいもっちり感があります。乾燥によるくすみはもちろん、何が原因かわからないくすみに悩む方にもおすすめです。

エクサージュホワイト|ホワイトアップローションI(アルビオン)

 エクサージュホワイト ホワイトアップローションI アルビオン

販売価格(編集部調べ):3,240円(税込)
内容量:110ml
医薬部外品

詳しくはこちら

おすすめの理由
薬用美白成分配合なので、メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防いでくれます。まだ夏からのうっすら日焼けが抜けず、ツヤのなくなってしまった肌でも、明るく透明感のあるみずみずしいお肌へ導いてくれます。

監修者の写真 Face conductor(フェイスコンダクター) 上野リサ

使ってみた感想
うるおいを与えながらお肌を引き締めてくれるので、日焼けによるシミやそばかす、キメの粗さが気になる方も、つるんとキメ細かいお肌を目指せます。テクスチャもさわやかなみずみずしさで、オイリーに傾きやすい方にも◎です。

サエル|ホワイトニング ローション コンセントレート(DECENCIA)

 サエル ホワイトニング ローション コンセントレート DECENCIA

販売価格(編集部調べ):5,400円(税込)
内容量:125ml
医薬部外品

詳しくはこちら

おすすめの理由
高い浸透性とうるおいの持続を叶えた「高浸透グリセリン」配合の化粧水。保湿成分と「ヒト型セラミド」のカプセルがバリア機能を強化してくれるなど、与えたうるおいを逃さないための工夫が詰まっています。

監修者の写真 Face conductor(フェイスコンダクター) 上野リサ

使ってみた感想
乾燥によってデリケートになりがちで、顔の印象を落ちこませてしまう肌に、うるおいと活力を与えてくれるような心地。また、ローズやローズマリーの清々しい香りが、たまったストレスから解放してくれるようで、使っていて気持ちが良い化粧水ですね。

ノブ L&W|エンリッチローション(常盤薬品工業)

 ノブL&W  エンリッチローション 常盤薬品工業

販売価格(編集部調べ):4,860円(税込)
内容量:120ml
医薬部外品

詳しくはこちら

おすすめの理由
敏感肌の肌色に着目した化粧水で、低刺激性・無香料・無着色は、デリケートスキンには嬉しい設計。ヒアルロン酸やスクワランなどの保湿成分を贅沢に配合し、ハリや弾力をサポートしながら透明感のあるみずみずしいお肌を目指せます。

監修者の写真 Face conductor(フェイスコンダクター) 上野リサ

使ってみた感想
使うたびにふっくらとしたうるおいを実感できるので、乾燥からくる肌のやせ感、小ジワとくすみ感が気になる方は試す価値あり!特にデリケートなお肌のことを考えてくれているのノブなら、敏感肌でも期待度大です。

アステローペ|モイスチュアローション (リレント)

 アステローペ モイスチュアローション
 リレント

販売価格(編集部調べ):5,400円(税込)
内容量:120ml

詳しくはこちら

おすすめの理由
エイジングケアの要とも言われる肌トラブルにいち早く着目したスキンケアライン「アステローペ」。国産有機栽培のバラから抽出したハイブリッドローズエキスなどの美容成分と高配合のコラーゲンがワンランク上の保湿とうるおいに満ちた透明感を叶えます。

監修者の写真 Face conductor(フェイスコンダクター) 上野リサ

使ってみた感想
とろりとしたテクスチャが滑らかに肌表面をすべるので、乾燥によるくすみの原因となる摩擦を抑えてくれます。今まで美白化粧品に実感が持てなかった方は、糖化による黄ぐすみ対策を取り入れてみましょう。忘れかけていた透明感が蘇るはず。

まとめ

くすみ対策を考える場合、化粧水は保湿力で選ぶことが大切です。肌のくすみの大きな原因のひとつに乾燥があるため、保湿成分をしっかり配合した化粧水で肌にうるおいを与えましょう。

保湿成分にはさまざまな種類がありますが、化粧水は特にグリセリンやアミノ酸、ヒアルロン酸などを配合したものを選びます。保湿力の高さをアピールしている化粧水は多くありますが、実際にはどのような成分が配合されているのか、できれば全成分表示をチェックしてみるとよいでしょう。

また、今回は頼れる保湿力のおすすめ化粧水も紹介しました。化粧水選びの参考にしていただければ幸いです。

しっかり化粧水を選んで、くすみ知らずのうるおい美肌を目指しましょう。

 

今すぐ読みたい

「くすみ対策アイテムの選び方・使い方」の関連情報

カテゴリー

おすすめ記事ランキング