くすみの原因と対策
2018.05.01

目元・目の周りのくすみの原因と改善のためのスキンケア対策|透明感を演出するメイク術

目元のくすみの原因は、紫外線や肌の乾燥、間違ったスキンケアなどさまざまです。この記事では、なぜ顔の中でもとくに目元がくすみやすいのかを解説。くすみの原因に応じたスキンケア、マッサージ、メイクなど幅広くご紹介します。

監修医師

監修 痩身彫刻家・コスメマイスター  清﨑汐里

目元を気にしている女性

目元がくすんでいると疲れたように見えたり、せっかくのアイメイクが映えなかったりして憂鬱ですよね。目元や目の周りはもともと皮膚が薄く、とてもデリケートな部位です。スキンケアやメイクの際は、特に丁寧にやさしく行うことが重要。効果的なケアのポイントを知って、明るくいきいきとした目元を目指しましょう。

目元・目の周りの肌は薄くデリケート

「目は口ほどにものを言う」という言葉があるように、目元は顔の中で目立ちやすい部位。目元がくすんでいると、顔全体の透明感も失われてしまいます。まずは目元の肌の特徴について解説します。

目元の肌の特徴

目元の皮膚は顔の中でもっとも薄く、頬の半分程度しかありません。また皮脂腺が少ないため、乾燥しやすいのも特徴。もともとデリケートであるうえに、ものを見るためによく動かしたり触ったりして、負担がかかりやすい部位なのです。

目元にあらわれる肌トラブルとは

皮膚が薄く乾燥しやすい目元には、くすみ以外にもさまざまな肌トラブルが起こりやすくなります。

代表的なトラブルとして

  • 目元の乾燥による小じわ
  • 血行不良による目の下のクマ
  • ハリ・弾力の低下によるたるみ

などがあげられます。

くすみ対策を行うことは、これらのトラブルの予防にもつながっていきます。

目元・目の周りのくすみの原因

目元のくすみの原因はさまざまですが、主なくすみの原因について紹介します。

目元の乾燥によるくすみ

皮膚が薄く皮脂の分泌も少ない目元は、水分が蒸発しやすくなります。乾燥によりみずみずしさやツヤが失われることで、くすみが目立ちやすくなるのです。肌が乾燥していると、外気の乾燥やちり・ほこり、紫外線、摩擦などの外部刺激を受けやすい状態に。乾燥によるくすみだけでなく、さまざまな肌トラブルの入り口となるため、スキンケアで丁寧に保湿することが重要です。

加齢による目元のくすみ

もともと乾燥しやすい目元ですが、年齢とともに肌の水分量は減少し、ますます乾燥しやすくなります。そのため30代になると目元に小じわ(ちりめんじわ)が現れてしまうことも。すると肌表面が凸凹して影ができ、くすんで見えるようになります。乾燥が原因の小じわであれば、保湿することによって目立たなくでき、深いシワやたるみへの進行も防ぐことができます。

紫外線や目元のこすりすぎによる色素沈着

紫外線を浴びて肌が刺激を受けると、メラニン色素が生成されます。軽い日焼けを起こしている状態になり、茶色っぽいくすみとなって現れるのです。通常であればメラニン色素は、肌のターンオーバー(細胞の生まれ変わり)によってアカとともに排出されるもの。しかし日々の紫外線対策がおざなりになっていると、排出が追いつかずに色素沈着してしまうことがあります。

また摩擦刺激もメラニン色素が生成される原因に。目の周りを手でこするクセを続けていると、色素沈着を起こしやすくなります。シワの原因にもなるので注意してください。

スマホやPC画面による目の酷使

スマホやPC画面から発せられているブルーライトを長時間みていると、目が疲れたり乾燥したりします。目元に疲労が蓄積することで血流が悪くなり、血色が失われて青っぽいくすみに。また肌に酸素や栄養がいきわたりにくくなるため、乾燥によるくすみの原因にもなります。

目元・目の周りのくすみを改善するスキンケア対策

目元や目の周りのくすみ対策には、何よりも保湿が大切です。きちんと保湿できてこそ、その他の対策をいかすことができますよ。

乾燥しやすい目元は保湿をしっかり

肌の水分が減少して乾燥すると、「水分をたっぷり与えよう」と思いがちですよね。そのため化粧水を必要以上につけている方は多いのではないでしょうか。しかし水分ばかり与えていても、時間がたてば蒸発してしまいます。保湿とは水分を与えることではなく、肌がみずから生み出した水分を保持すること。そのために必要なのが「保湿成分」です。

化粧水はその名の通り「水」が主体なので、保湿成分の配合量は多くありません。化粧水で水分を与え柔軟にした後は、保湿成分を豊富に含むジェルや美容液、乳液などで肌内部の水分を閉じ込めましょう。

保湿効果にすぐれた成分としては、セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸などがおなじみです。しかし商品によって配合量に違いがあり、その他の保湿成分と組み合わせてつくられていることがほとんど。これらの成分にこだわりすぎず、使っていて心地がいいものを選ぶことも大切です。

商品のコンセプトに共感したり、気になったりしたものは、トライアルセットやサンプルがあれば試してみましょう。試すときは次のポイントをチェックしてみてください。

  • テクスチャー(使用感)が自分好みで心地よい
  • 使用直後の肌がもっちりとして、てのひらに吸い付くような感触がある
  • 夕方になってもうるおい感が持続している
  • 夜になってメイクを落とす前の肌を見たとき、メイクがひどく崩れたり浮いたりしていない

自分の肌をしっかり見て、触れて、コンディションを確認することもスキンケアの一環です。

また目元は皮脂の分泌が少ない部位です。小じわが気になる方やひどく乾燥する方は、クリームなどで油分を補い、肌を保護しましょう。

今すぐどうにかしたい「乾燥くすみ」は目元パックですっきり

「目元のくすみがいつもよりひどい」「明日はデートだからすぐにくすみを何とかしたい」。そんなときは保湿パックがおすすめです。密封効果で保湿成分を肌のすみずみに送り込むので、乾燥によるくすみにすばやく効果を発揮。目元の小じわも目立たなくなります。

ただし剥がすタイプのパック、汚れを吸着するクレイ(泥)パックは、デリケートな目元には刺激になるので厳禁です。保湿パックをした後も、ジェルや美容液、乳液などでしっかり保湿することを忘れずに。

色素沈着させないUVケアと美白ケア

メラニンの色素沈着によるくすみを防ぐには、紫外線対策を万全に行うことです。日焼け止めは1年中塗ることが鉄則。秋冬や曇りの日、短時間の外出の油断が、「うっかり日焼け」につながります。紫外線が強い時期は、UVカット効果のある帽子や日傘、サングラスを活用しましょう。またファンデーションを塗らないでいるよりも、塗ったほうが日焼けしにくくなります。メイクが崩れたらこまめに直すこともポイントです。

また美白化粧品には、メラニンの生成を抑制してシミ・そばかすを防ぐ効果があります。保湿ケアをきちんと行ったうえで取り入れてみるのもよいでしょう。美白化粧水・美白乳液・美白美容液などありますが、どれか一つだけ取り入れるなら、美白成分が凝縮された美白美容液がおすすめです。効果が認められている「医薬部外品」のものを選びましょう。

アイメイクのクレンジングには専用のアイメイクリムーバーを

落ちにくいアイラインやマスカラを使用している人は、専用のアイメイクリムーバーを使って落としましょう。通常のクレンジングでは落ちにくく、デリケートな目元をこすってしまうためです。目元をこすることは、乾燥や色素沈着につながっていきます。

マッサージで血行を促進

血行不良によって起こるくすみには、血行を促進するケアがよいでしょう。蒸しタオルを目に当てて温めると心地よく、リラックスにもなります。また目元のくすみに効果的なマッサージもおすすめです。

目元の正しいマッサージ方法
マッサージはクリームや乳液などをつけて滑りをよくしてから行いましょう。また決して肌をこすらないように注意。摩擦は乾燥や色素沈着、しわの原因になります。

1.おでこの真ん中に両手の人差し指・中指・薬指をおき、左右のこめかみに向かって適度な圧をかけながらスライドさせます。

2.両手の中指だけを使い、指の腹で下側の目尻から目頭へスライドします。力をいれず、軽くなぞる程度で行いましょう。

3.中指と薬指の腹を使い、下側の目頭から目尻、こめかみへとスライドします。

この工程を3~5回くり返しましょう。

仕事でPC画面を長時間見続ける場合、定期的に目を休めることも重要です。1時間に1分ぐらいの割合で、遠くの景色を眺めたり、デスクに置いた植物を眺めたりするとよいでしょう。

目元のくすみを上手に隠すメイク術

スキンケアをしてもなかなかくすみが消えないとき、ファンデーションで隠したくなりますよね。ただし目元はよく動かす部分なので、ファンデーションを厚塗りするとヨレたり小ジワが目立ったりします。くすみ隠しに効果的な、コントロールカラーやコンシーラーを利用してみてはいかがでしょうか。

コントロールカラーで巧みに肌補正

コントロールカラーは、肌の色ムラを整えるために使用する化粧下地です。イエロー、ピンク、ブルー、バイオレット、オレンジ、グリーンなど多彩なカラーがあります。

くすみが気になる場合のカラーは、以下を目安にしてください。

  • 灰色っぽいくすみを明るく見せるならイエロー系
  • メラニンによる茶色っぽいくすみにはオレンジ系
  • 透明感をプラスしたいときはブルー系かパープル系
  • 血色が悪く青白く見えるくすみにはピンク系

元の肌色によってカラーの出方が違ってくるため、メイクカウンターで試してみてから決めると安心です。

明るい色のコンシーラーでくすみをカバー

くっきりと濃いくすみは、コントロールカラーでは隠し切れないことがあります。そんなときに活躍するのが、カバー力が高いコンシーラー。自分の肌よりも1トーン明るいオレンジ系を選ぶと、くすみ・クマ・シミにも上手くなじむので、1つ持っていると便利です。

なお目の下のくすみに使用する場合、硬いタイプのコンシーラーだとシワに入り込んでしまうことがあります。柔らかいテクスチャーの筆ペンタイプやスティックタイプがおすすめです。

まとめ

目元のくすみの原因には、乾燥、紫外線や摩擦による色素沈着などがあります。何が原因であっても、重要なのは保湿ケア。しっかりと水分を保持することで乾燥を防ぎ、外部刺激を受けにくくなります。保湿をしっかりと行ったうえで、原因に応じた対策を行っていきましょう。

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