くすみの原因と対策
2018.05.01

美白効果が期待できるスキンケア方法|美白化粧品の選び方とシミやくすみ肌の予防

「美白化粧品」と呼ばれるものは数多くあります。しかしそれについて、正しく理解できていないという人も多いのではないでしょうか。ここでは、美白のための正しいスキンケア方法や、美白化粧品の選び方を解説します。

化粧品をつける女性

「白く美しい肌」は、世の女性のみならず男性にとっても憧れの的です。「色白は七難隠す」ということわざもありますね。そのため、昔から多くの「美白化粧品」が使われてきました。しかし、この「美白化粧品」に含まれている成分や正しい使い方についてはよくわかっていない、という人もいるでしょう。

ここでは、美白化粧品との正しい付き合い方や、美白のために気をつけるべきポイントを解説していきます。

美白化粧品を使うと白くなるの?

まず知っておいてほしいのは、世の中に出回っている美白化粧品は「肌そのものの色を、元の自分の肌色よりも白くすることはできない」ということです。

世の中で「美白化粧品」と呼ばれるものには、大きく分けて2つあります。一般的な化粧品(以下「一般化粧品」)と呼ばれるものと、医薬部外品(薬用化粧品)と呼ばれるものです。

一般化粧品については、そもそも「肌の色を白くすること」は謳えないと薬機法(旧薬事法)で決まっています。ただ、肌を白く見せるためのドーランやファンデーションのように、「メーキャップで肌を白くする」というようなことは可能です。

対して、医薬部外品に分類される化粧品の場合は、メラニンの生成を抑えることでシミやそばかすの発生を抑えるという効果を期待することができます。

大切なのは、たとえどのような化粧品を使ったとしても、「今現在の肌を変質させて、元の肌よりも白くすること」はできないということです。ただそれでも、メラニンの生成を抑えることで肌にシミやそばかすができるのを防ぐ働きは非常に有用なものです。

なお、以下で触れる「美白化粧品」は、特段の表記がない限り「医薬部外品の美白化粧品」を指します。

美白化粧品の効果と美白成分について

さて、世界には数多くの美白成分があります。ただそのなかで、厚生労働省が認めているものは13個にすぎません。そのなかでも有名なものをいくつか取り上げましょう。

トラネキサム酸
メラニン色素の発生を抑制します。また、肌荒れの改善にも役立つ成分だと言われています。肝斑(30代以降から増えるもので、両頬部分に広がるシミ)の改善薬としても有用です。肝斑の治療に対しては、塗り薬・飲み薬の両方で利用されます。
リノール酸
植物性の成分であり、メラニン色素の生成を阻害します。ちなみに、食べ物のなかにも含まれているものです。食べ物としてとった場合、過剰に摂取するとアレルギーの誘発原因となることもありますが、塗布すると保湿効果や美白成分としての働きを期待できます。
アルブチン
コケモモに含まれる成分で、メラニン色素の生成を抑制することができます。これと似たものに、非常に強力な働きを示す「ハイドロキノン」があります。アルブチンはハイドロキノンに比べて安全性が高い成分です。
ビタミンC誘導体
栄養分としても名高いビタミンCは、シミの予防に役立ちます。メラニン色素を還元する働きもあります。ただビタミンCは安定しない物質であるため、化粧品に配合される場合は「誘導体」というかたちをとります。これは、摂り入れると体内で変化し、ビタミンCの働きをすることができるようになる物質です。
プラセンタエキス
胎盤からとられるエキスです。ビタミンなどを豊富に含んでおり、代謝を促進させます。なお、経口摂取で取り入れられることもあります。

くすみ・シミ対策に!美白におすすめの化粧水・美容液の選び方

さて、ここからは、くすみ・シミに効果のあるものを紹介していきます。

美白化粧品の働きには大きく分けて、

  • メラニン色素の生成の抑制
  • メラニン色素の還元

の2つがあります。

メラニン色素の生成を抑制するものとしては、アルブチンやトラネキサム酸などが挙げられます。対して、メラニン色素を還元する代表的なものとして、ビタミンC誘導体があります。なお、ビタミンC誘導体は、メラニン色素の生成の抑制も行うことができます。

抑制を行う物質は「シミの予防効果」としての性格を強く持ち、還元を行う物質は「できてしまったシミを改善する」という性格を強く持ちます。どちらも非常に有能なものですから、自分の肌にあったものを選ぶようにするとよいでしょう。

透明感のある美肌に!美白対策方法

メラニン色素を還元するビタミンC誘導体なども用いても、できてしまったシミを薄くすることはなかなか難しいものです。そのため、まずは予防することが重要です。

紫外線対策

よく言われることですが、紫外線は美白を阻むもっとも大きな敵です。

紫外線には、UV-AとUV-Bがあります。UV-Aは肌の奥深くの真皮層まで届いてダメージを与え、UV-Bは表皮まで届きサンバーン(赤くなってヒリつく日焼け)を起こすのが特徴です。どちらも肌老化の原因となります。日焼け止め化粧品では、UV-Aを防ぐ指標となるのが「PA」、UV-Bを防ぐものが「SPF」と区別されています。

紫外線が肌にあたった場合、人間の体は「紫外線という有害なものから肌を守らなければ」と動き始めます。この防衛反応のなかで生み出されるのが、メラニン色素です。

メラニン色素は肌を黒くするものであるため美白肌を目指す人にとっては大敵のように思われますが、もしこれがなければ、人間の体に与えられる紫外線のダメージはもっと深刻なものになります。

このため、「メラニン色素から身を守る」のではなく、「メラニン色素が出なくても大丈夫なように、肌に紫外線を当てないこと」が必要なのです。日焼け止めを毎日しっかり塗ることはもちろん、サンバイザーや帽子を使ってしっかりと紫外線をカットしましょう。

日焼けのアフターケアをしっかり

うっかり日焼けをしてしまった場合は、アフターケアをしっかりしてください。

ただ、炎症が起きているなかで強いものを使ってしまうと、逆に肌が荒れてしまう可能性があります。肌に痛みがあるときは使用せず、痛みが治まってから使うようにしましょう。抗酸化作用があるビタミンC誘導体入りのものなどがおすすめです。

乾燥、肌荒れ予防に正しい洗顔

正しい洗顔方法を知ることは、乾燥を防ぐことにも役立ちます。うるおいに満ちた肌は紫外線のダメージも受けにくく、また肌トラブルを起こしにくくもなります。下記のポイントをおさえて、正しく洗顔をするように心がけましょう。

  • ぬるま湯で洗顔をする
  • 化粧はしっかり落とす
  • 時間をかけすぎない。長くても2分で終わらせる
  • 泡はしっかり泡立てて行う

保湿を心がける

上でも述べましたが、保湿された肌はそうではない肌に比べて紫外線のダメージを受けにくい状態にあります。うるおいによって外部刺激から肌を守るバリア機能が働いているためです。

特に乾燥が気になる場合は化粧水、乳液の基本のスキンケアでは保湿効果の高いものを選んだうえで、美容液やなどで美白化粧品をプラスするのもよいでしょう。また、保湿効果の高い美白化粧品も出ているので、そういったものを選ぶとよいでしょう。

まとめ

「美白化粧品」といっても、根本から自分の肌を今よりももっと白いものに変質させる力はありません。ただ、使うことでシミやそばかすの発生を抑制することはできます。特に、厚生労働省の認可を受けたものは安心して使えるでしょう。

また、美白化粧品を使うことも重要ですが、紫外線のカット・日焼け後のアフターケア・正しい洗顔方法・保湿を意識することも大切です。

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