くすみの原因と対策
2018.05.01

くすみのない透明感のある肌を叶えるスキンケア|自宅やオフィスでできる美肌の作り方

透明感のある肌は、清潔感にあふれ好印象です。透明感が失われ、肌をくすませる原因は何なのでしょうか。くすんでしまった肌でも、正しいスキンケアを行うことで改善できます。ここでは専門家監修のもと、透明感のある肌づくりのために自宅やオフィスでできるケア方法を解説します。

30代の女性

肌に透明感がある女性は、清潔感や幸福感をあわせもった印象で憧れますよね。日本化粧品工業連合会によると、透明感のある肌とは「皮膚が透き通ったように見える肌を指し、血行がよくほんのり赤みのある肌」と定義されています。

透明感のある肌になるのは大変そう・・・と思いがちですが、発想を転換すれば「肌をくすませないこと」で叶えられます。

透明感のある肌を叶えるためのポイント3つ

肌のくすみを防ぎ透明感のある肌をはぐくむためのスキンケアに、とくに難しいことはありません。

  • 肌を清潔に保つ
  • 乾燥しがちな肌をしっかり保湿する
  • 一年を通してUVケアを行う

という3つのポイントを押さえることが基本です。

肌を清潔に保つ

メイク汚れや皮脂・古い角質などの汚れが残っていると、ターンオーバー(細胞の生まれ変わり)の妨げになります。すると肌の水分や保湿成分がつくられにくくなり、乾燥や肌あれの原因に。また油分が酸化することで肌が黒ずんだり、過酸化脂質となって肌にダメージを与えたりすることがあります。

乾燥しがちな肌をしっかり保湿

肌の水分量が減少して乾燥すると、みずみずしさが失われてくすんで見えるようになります。また乾燥によって角層に隙間ができ、紫外線やちり・ほこりなどの外部刺激をはね返す「バリア機能」が低下。すると肌を守るために角層が厚くなる「角層肥厚」を起こすことがあります。

角層の細胞は少し黒みを帯びているため、積み重なると灰色がかかった肌に。くすみの連鎖を防ぐためにも、乾燥しがちな肌を保湿することが大切なのです。

保湿というと「水分を与えること」と誤解しがちですが、水分だけ与えていてもすぐ蒸発してしまいます。保湿とは、肌がみずからつくりだした水分を保持すること。そのために必要なのが保湿成分です。

化粧水の構成成分は水が主体であるため、保湿成分の配合量は多くありません。化粧水だけ必要以上にたっぷりつけたとしても、保湿とはいえないのです。化粧水で肌のきめを整え、やわらかくした後は、保湿成分を豊富に含む保湿ジェルや美容液、乳液などで水分を閉じ込めましょう。

一年を通してUVケアを行う

紫外線を浴びると肌の細胞がダメージを受けます。するとメラノサイト(色素細胞)がメラニン色素を過剰に生成。まるで肌に黒いカーテンをかけるように、紫外線から細胞を守ろうとします。

通常であれば肌のターンオーバーとともに、メラニン色素は排出されていきます。ところが紫外線を浴びつづけていると、排出が追いつかずメラニンが蓄積。透明感が失われてしまうのです。

季節によって差はあるものの、紫外線は1年中降り注いでいます。曇りの日、室内にいるとき、洗濯物を干すなど短時間だけ外にでるとき、日ざしが和らぐ秋冬も油断大敵。うっかり日焼けの積み重ねによって、やがてはシミ・そばかすとして現れます。紫外線は肌の奥(真皮)まで到達し、弾力の要となるコラーゲン繊維にダメージを与え、シワの原因にもなります。

エイジングをゆるやかにするためには、一年通して日焼け止めを塗ることが大切。また肌が乾燥しているとバリア機能が低下して、紫外線の影響を受けやすくなります。日焼け止めの効果を十分に発揮させるためにも、事前の保湿ケアを丁寧に行っておきましょう。

自宅やオフィスでできる透明感のある美肌の作り方

くすみのない透明感のある肌を作るためには、どのようなスキンケアを行えばよいのでしょうか。以下、自宅やオフィスで気軽にできる方法をご紹介します。

毎日、正しい洗顔を

肌を清潔にするために欠かせない毎日の洗顔。しかし肌をゴシゴシこすってしまうと、角層にダメージを与えて乾燥の原因になります。肌を傷めずに汚れをしっかり落としきる洗顔法をマスターしましょう。

  1. まずは手を洗って清潔にします。
  2. 人肌程度のぬるま湯で、あらかじめ顔を濡らしておきます。
  3. 適量の洗顔料を手のひらに出し、水を少しずつ加えながら、空気を含ませるように泡立てます。手と手の間に泡のクッションができる程度が目安です。
  4. 皮脂が多いTゾーンから洗い始めます。泡をつぶさないように、やさしい力加減で行うことがポイント。おでこはクルクルと円を描くように、洗い残しやすい鼻筋や小鼻は、中指と薬指で丁寧に洗いましょう。
  5. 次にあごから頬にかけてのUゾーンを洗います。皮膚が薄くデリケートな目の周りは、泡をのせてさっとなじませる程度で十分です。
  6. ぬるま湯で丁寧にすすぎます。フェイスラインや髪の生え際のすすぎ残しに注意してください。3~6までの工程を、1分~1分半で行うのが目安です。
  7. タオルでやさしく水を吸収させます。顔を「拭く」のではなく「そっと押さえる」ことがポイント。

洗顔後の肌は皮脂が洗い流されて無防備な状態です。どんどん肌のうるおいが失われていくため、すばやく保湿ケアにうつりましょう。

使用量はけちらない

いつも使っている化粧水や乳液などでも、使い方次第で保湿力がアップしたりダウンしたりします。まずは使用量をけちらないこと。使用量が少ないと肌のすみずみまでいきわたらず、化粧品の効果が発揮されません。また指のすべりが悪くなり、摩擦を起こしやすくなります。

かといって大量につけたとしても、肌に浸透する量には限界があります。商品ごとの推奨量をつけた後、乾燥が気になったら重ねづけするとよいでしょう。

ハンドプレスでうるおいアップ

化粧品を塗布するときは、手のひらでポンポンと押し込むようになじませましょう。強い力でパッティングすると赤ら顔の原因になります。一通りなじませた後は、太ももやテーブルにひじをつき、手のひら全体で顔をプレス。顔の中心から外側に向かって手のひらを少しずつ動かしていきましょう。

体温と圧をかけることによって、血行を促す効果が期待できます。複式呼吸をしながら行うと、リラックスにもなります。

オフィスでも保湿を心がける

オフィスの環境によっては、エアコンが一日中効いているところがあるでしょう。温度が一括管理されていると、自由に切ったりつけたりできませんよね。そのような環境であっても、乾燥を防ぐ方法をご紹介します。

ハンドクリームをかしこく利用
オフィスで乾燥を感じても、ファンデーションの上から化粧水や乳液を塗るわけにはいきませんよね。おすすめは、ハンドクリームを手に塗りこんだ後、そのまま顔をハンドプレスすること。適度な油分がエアコンによる乾燥から肌を保護してくれます。顔にも使えるタイプのハンドクリームで行いましょう。
ミスト化粧水はメイクの上から使えるものを
ミスト化粧水を顔にスプレーすると、さっぱりして心地いいですよね。しかしふだん使っている化粧水を、スプレーボトルに詰め替えて使用するのはおすすめしません。ファンデーションに遮られて肌に浸透しにくいうえ、水が主体なのですぐに蒸発してしまいます。商品の説明をよく読んで「メイクの上から使える」と記載されているものを選びましょう。
デスク周りに濡らしたハンカチを干す
デスク用の小さな加湿器は便利ですが、パソコンなどへの影響から使用を禁止されているケースがあります。そんなときは、ハンカチやミニタオルを濡らして干しておくのがおすすめ。水分が蒸発するときに、まわりの湿度を上げてくれます。
観葉植物を置く
植物が放出する水分により、加湿効果が期待できます。目を酷使したときに眺めると、疲れがやわらいでリラックスにもなります。

こまめなメイク直しで紫外線からしっかりガード

ファンデーションには粉体が含まれているため、物理的に紫外線をはね返してくれます。日焼け止めだけ塗って外出するよりも、ファンデーションを塗ったほうがよいのです。ファンデーションがよれたり崩れたりすると、そこから紫外線が浸入しやすくなります。仕事で外出が多い人は、こまめなメイク直しを心がけましょう。

美白化粧品で肌のくすみは改善できる?

「美白化粧品」というと、肌を白くしてくれるイメージがありますよね。しかし実際は、メラニンの生成を防いでシミ・そばかすを防ぐ効果のある化粧品のことを指します。そのためメラニンによるくすみを防ぎたい方、シミのない肌を保ちたい方におすすめです。

「医薬部外品」または「薬用」と記載されているものを選ぶことがポイント。効能効果が国に認められた、美白有効成分が配合されています。

美白化粧品はライン使いしたほうがいい?

美白化粧品にも、化粧水や美容液、ジェル、乳液などいくつかの種類があります。しかし一度にすべて同じラインで揃えるのは大変。どれか一つ取り入れるなら、美白有効成分が凝縮された美容液がおすすめです。

美白化粧品を取り入れた場合でも、紫外線対策と保湿を怠ってしまうとせっかくの効果が半減するので注意しましょう。

食べ物で身体の中からきれいに

食べ物によって身体はつくられていますが、肌も同じです。食事の基本は、さまざまな食材をバランスよく食べることを心がけましょう。

タンパク質
タンパク質は肌や髪・爪をつくる材料になり、肉や魚、卵、乳製品などに多く含まれています。ダイエットなどを気にしてまったく食べないのはNG。肉や魚なら1食あたり50~60gを目安にとりましょう。
ビタミンC
保湿・美白効果が期待できます。レモン、オレンジ、キウイ、イチゴ、柿などのほか、ジャガイモやカリフラワーなどにも多く含まれています。
ビタミンA
肌や粘膜を丈夫にして、うるおいを保つ栄養素です。にんじん、かぼちゃ、小松菜、ほうれんそう、トマトなどの緑黄色野菜に多く含まれています。

食事だけでとれない場合のサポートとして、市販の健康食品(サプリメント)を利用するのもよいでしょう。

まとめ

透明感のある肌とは、「皮膚が透き通ったように見える肌を指し、血行がよくほんのり赤みのある肌」と定義されています。これを叶えるためには保湿をはじめとする3つのポイントをきちんとおさえましょう。

  • 肌を清潔に保つ
  • 乾燥しがちな肌をしっかり保湿する
  • 一年を通してUVケアを行う

これらは肌をすこやかに保ち、シミやシワ・たるみなどのエイジングをゆるやかにするためにも重要なことです。どれか一つでも欠けないように心がけたいですね。

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