くすみの原因と対策
2018.05.01

顔のくすみの原因となる7つのNG習慣と透明感を引き出す方法

顔のくすみにはいくつかのタイプがあり、主に古い角質、メラニン、血行不良が原因になります。これらのくすみは肌の老化ではなく、毎日の生活習慣に起因していることがほとんど。改善したいNG習慣と、透明感を引き出すスキンケアやその他の対策法をご紹介します。

透明感のある肌

仕事や家事・育児など慌しい日々。ふと鏡を見たとき、どんよりとくすんだ肌に驚いたことはありませんか?「老化の始まりかも…」と不安になる人もいるでしょう。でも肌のくすみは、毎日の生活習慣を改めたり、ちょっとスキンケアを見直したりするだけで緩和されるケースがあります。

顔のくすみにつながる7つのNG習慣

一口に顔のくすみといっても、さまざまなタイプがあり原因がことなります。代表的なくすみには、以下のタイプがあげられます。

  • 乾燥や余分な角質による灰色っぽいくすみ
  • メラニンによる茶色っぽいくすみ
  • 皮脂の酸化による黒っぽいくすみ
  • 血行不良による青っぽいくすみ

これらのくすみにつながっていく、何気ない生活のNG習慣をご紹介します。

1.こまめにメイク直しをしていない

過剰に分泌された皮脂を長時間そのままにしていると、皮脂が酸化して黒ずむことがあります。皮脂が多い人は、なるべくこまめに化粧直しをして取り除きましょう。取りすぎると肌が乾燥する場合があるため、繊維の細かい上質なティッシュなどで、そっと押さえる程度で十分です。

2.夏以外はこまめな紫外線対策をしていない

紫外線によって肌がダメージを受けると、メラノサイト(色素細胞)がメラニン色素を過剰に生成します。まるでメラニン色素で黒いカーテンをかけるように、肌の細胞を守ろうとするのです。

過剰につくられたメラニンは、ターンオーバー(細胞の生まれ変わり)により古い角質とともに排出されるもの。しかし紫外線を浴び続けていると、排出が追いつかなくなります。茶色っぽくくすんでいる肌は、軽い日焼けを起こし続けている状態といえるでしょう。

秋冬や曇りの日など紫外線が弱い日はあっても、降り注いでいない日はありません。1年365日通して日焼け止めを塗ることは、今では常識になっていますよね。

それでも、ちょっとした散歩やコンビニに行くとき、洗濯物を干すとき、ゴミを出しにいくときなどは油断しがち。「短時間だから大丈夫だろうと」日焼け止めを塗らずに外出していませんか?メラニンによるくすみは、この「うっかり日焼け」の積み重ねから始まります。

また紫外線は窓ガラスさえも通過するため、屋内にいても紫外線対策は必要。遮光カーテンを使用したり、日焼け止めを塗ったりすることをおすすめします。

3.朝の保湿ケアをおざなりにしている

肌の水分が減少して乾燥すると、みずみずしさが失われ灰色っぽくくすんで見えます。またキメが粗くなり肌表面に凸凹ができると、凸凹が微妙な影を生み出しくすんで見えることも。

湿度が低いと水分がどんどん蒸発していくため、一日中エアコンがついている環境にいる人はとくに乾燥しやすくなります。肌の水分蒸発を防ぐためには、朝の保湿ケアを丁寧に行うことが大切です。

朝忙しいからといって、化粧水をパパッとつけた後に、いきなり化粧下地やファンデーションを塗るのはNG。化粧水の後は保湿成分が豊富なジェルや美容液、乳液などをプラスして、肌の水分をとじこめましょう。

4.クレンジング・洗顔で肌にダメージを与えている

クレンジングや洗顔を行うとき、肌を強くこすったり時間をかけすぎたりしていませんか?過剰なクレンジング・洗顔は、肌表面の角層にダメージを与えます。すると角層に隙間ができ、水分や保湿物質が流出。肌が乾燥するうえ、ちりやほこりなどの異物をはね返す「バリア機能」が低下します。

バリア機能が低下した肌は、角層を厚くすることで肌を守ろうとします。角層の細胞はもともと黒みを帯びているため、積み重なると灰色っぽい顔色になるのです。洗顔やクレンジングを行うときは、自分が思う以上にやさしい力加減で行いましょう。

なお残業や飲み会などで夜遅く帰宅した日に、クレンジングせずに寝てしまうのはもってのほか。皮脂やメイクの油分が酸化して黒ずみや肌あれを引き起こします。

5.睡眠不足が続いている

睡眠時間が不足すると肌の血流が悪くなり、血色が失われることで顔色がくすみます。また血流が悪くなると、肌に必要な酸素や栄養が行きわたりにくい状態に。ターンオーバーのサイクルが遅くなり、古い角質がたまりやすくなります。さらに水分や保湿物質もつくられにくくなるため、乾燥の原因にもなります。

なるべく6時間の睡眠を確保することが理想ですが、そうはいかない人も多いでしょう。睡眠時間が短くても、ぐっすりと深く眠る心がけが大切です。スマホやパソコンのブルーライトは、脳を興奮させ寝つきを悪くします。寝る前の使用はなるべく控えてください。また寝る直前の飲酒は、眠りの途中で目覚めやすくなるので要注意です。

6.長時間スマホを使用している

スマホを使用している自分の姿勢は分からないものですが、首が前に出る「スマホ首」や、背中が丸くなる「猫背」になりがち。同じ姿勢をとり続けていると、血流が悪くなってしまいます。また長時間のスマホ使用は目を酷使するため、目の周りに疲れが蓄積。目元のくすみを引き起こすことがあります。

生活になくてはならないスマホですが、使用時はできるだけ姿勢をよくしたり、目のための休息を十分にとったりしながら使用しましょう。

7.たばこ

たばこは毛細血管のはたらきを悪くするといわれています。また細胞にダメージを与える活性酸素を増やすため、シミやシワ、たるみなど肌老化を進める原因に。肌にとっては百害あって一利なしです。

顔のくすみを解消して透明感のある肌を目指すケア方法

どんなタイプのくすみであっても、スキンケアの基本は保湿です。肌が乾燥していると、乾燥を補うために皮脂が過剰に分泌されたり、バリア機能が低下して紫外線の影響をうけやすくなったりするためです。

乾燥によるくすみは保湿でケア

乾燥によるくすみは、保湿ケアを丁寧に行うことですぐに緩和できます。保湿ケアの基本となるステップは、次の通りです。

1.化粧水
化粧水には、硬くなった角層をやわらげたり、肌のキメを整えたりするはたらきがあります。化粧水を丁寧につけることで、その後に使用する化粧品のなじみもアップします。ただしその名の通り構成成分の主体が「水」なので、保湿効果は高くありません。

「化粧水をたっぷりつけているから、その後は何もつけなくてもOK」という思い込みが乾燥のはじまり。化粧水の後は必ず美容液や乳液などを使いましょう。

2.美容液
保湿成分が豊富に含まれ、肌内部の水分をしっかり蓄えることができます。メーカーによっては「保湿液」や「保湿ジェル」という名称で販売されているものもあります。油分は少なめのものが多いので、ベタつきが気になる方も心地よく使えます。
3.乳液・クリーム
乳液やクリームの目的は油分を補うことです。そのためもともと皮脂が多い人は、乳液やクリームよりも美容液がおすすめです。ただし最近の乳液は水分も保湿成分も多く含む、美容液のような感触のものもあります。どちらを選ぶかは、使用感の好みでよいでしょう。

汚れは落としうるおいは守る洗顔でくすみ知らず

スキンケアにおいて洗顔は、肌にダメージを与えやすい工程の一つです。汚れはすっきりと落とし、肌のうるおいは守る洗顔方法をマスターしましょう。

  1. 手を洗って、水かぬるま湯で顔を軽く予洗いします。
  2. 適量の洗顔料をてのひらにとり、てのひらをおわん型にします。少しずつ水を加えながら、人差し指・中指・薬指を使って、空気を含ませるようによく泡立てます。手と手の間に泡のクッションができるぐらいが目安です。
  3. Tゾーン(額・鼻筋・小鼻)からUゾーン(あご・頬・目元)の順で洗っていきます。泡をつぶさないように、力をいれず優しく円を描くように洗いましょう。洗い残しやすい小鼻や唇の真下は、中指と薬指で丁寧に。
  4. 水かぬるま湯で十分にすすぎます。髪の生え際、フェイスラインのすすぎ残しに注意してください。3と4の工程を、1分から1分半以内で行いましょう。
  5. 清潔なタオルを顔に押しあて、やさしく水分を吸い取ります。ゴシゴシ拭くのは厳禁です。

日焼け止めだけじゃない!万全の紫外線対策でくすみを防ぐ

紫外線対策のためには、日焼け止めや日焼け止め効果のある化粧下地が有効です。ただし使用量が少なかったり、塗りムラがあったりすると効果が半減してしまいます。また汗や皮脂の影響で、知らぬ間に落ちてしまうこともあるでしょう。日焼け止めだけに頼りすぎず、その他の対策も取り入れることがポイントです。

効果を高める日焼け止めの塗り方
日焼け止めを適量(規定の量)てのひらにとり、中指と薬指を使って顔全体にのばします。その後、もっとも日焼けしやすい頬骨の部分に重ねづけします。髪をアップにする人が多い人は、こめかみの部分にも重ねづけしましょう。
パウダーファンデーションを重ねる
ファンデーションに含まれる粉体は物理的に紫外線をはね返してくれます。日焼け止めだけ塗って外出するよりも、ファンデーションを塗ったほうがより日焼けしにくくなります。UVカット効果のあるルースパウダーもあるので、ポーチに入れて持ち歩くのもいいですね。
日傘は紫外線カット率をチェック
デザインが豊富で選ぶのが楽しい日傘ですが、効果はどれも同じではありません。日傘には「暑さ対策」と「日焼け対策」を目的にしたものがあります。日焼け対策できる日傘を選ぶときは「紫外線カット率」をチェックしましょう。暑さ対策をしたいときの基準は「射光率」になります。

血行を促すフェイササイズで顔色を明るく

血行不良によるくすみを改善する、フェイササイズをご紹介します。身体が温まっているお風呂上がりに継続して行うとよいでしょう。

  1. 舌を前に突き出し、上下左右にゆっくりと動かします。これを数回くり返します。
  2. 口を閉じて、右頬だけ膨らませます。次に左頬だけを膨らませ、交互に数回くり返します。
  3. 目をしっかり閉じたら、眉間部分に刺激を感じる程度に見開きます。これを数回くり返してから、黒目を上下左右に動かして終了です。

いざというときのための、くすみを隠すメイク術

メイクでくすみを隠す対策として、コントロールカラーを使用するのも一つの方法です。コントロールカラーは、肌の色ムラを補整するためのもので、イエロー、オレンジ、グリーン、ピンク、バイオレットなどさまざまなカラーがあります。日焼け止めを塗った後、ファンデーションを塗る前に使用します。

  • イエロー:乾燥による灰色っぽいくすみが気になるとき
  • オレンジ:メラニンによる茶色っぽいくすみが気になるとき
  • ピンク:血行不良によるくすみが気になるとき

ただし元々の肌色によって色の出方が違うので、テスターやサンプルで試してから購入することをおすすめします。

まとめ

肌のくすみは、ちょっとしたNG習慣の積み重ねで起こります。顔の部位によって、乾燥によるくすみ、メラニンによるくすみなどが混在しているケースもあります。丁寧に保湿することを心がけて、NG習慣を改めていけば改善が見込めます。小じわやシミ、たるみへと進行させないためにも、今日から対策を始めましょう。

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